片づけたいリフォーム
写真撮影 大森建築設計室
誰に相談するか逡巡した挙句のご相談を受け、リフォームの場合の設計事務所の役割を説明。
シニア世代として身の回り、家の中の気がかりを減らしたい住まい手の思いの丈を整理して、カウンセリングのようなリフォーム提案になりました。
土壁に塗られた(築50年近く)ジュラク壁が掃除の度にポロポロ落ちる、には壁の塗り替え提案。
季節製品を片付ける場所が欲しい、には階段下へ物入を作る提案とか、雑然とした要望を工事に結びつけます。これが設計の役割。
そして左官、大工、電気工事が必要だと見極めてから、心当たりの業者さんに声かけて工事費見積を取ります。
設計者の提案をきちんと施工してくれ、かつ、暮らしながらの施主対応に配慮出来る業者選定は、小さい工事ほど重要です。
結果、気がかり優先順位を整理して、工事も無事終了。
40代の大工さんのことも気に入って頂けたようで何より。
片づけたい世代に多いパターンのリフォームとなりました。
しばらくはご機嫌で家の中の片付けが進みそうです。