登録文化財に茶室を拵える 

津市白山町の山あいにある旧庄屋宅です。

無住の時期もあり荒廃していましたが、現所有者の尽力により蘇り、今や国の有形登録文化財となりました。

所有者が煎茶道家元でもあり、文化財の魅力を活かして活用したいとの想いから、最も荒れていた離れをこの度茶室に改修しました。

鎌倉室町に遡る煎茶道史をなぞり建物の声を聴く中で、別の解体建物からの部材の転用の機会にも恵まれた印象的な茶室となりました。

恒例の茶会には、近隣住民も含めて多くの人が訪れ盛会となっています。

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